令和7年6月12日、13日に東京ビッグサイトにて、関東ブロック老人福祉施設研究と研究発表会であるアクティブ福祉in東京が同時開催されました。
1日目は主に、全国老人福祉施設協議会による介護を取り巻く情勢の報告、物価高騰をめぐる財源の状況や費用の推移など、現状から見える問題や課題を共有し、改正案を国や地方自治体へ陳情していくという内容でした。
2日目は、関東、東京の介護サービス事業所による研究発表が分科会として行われました。各事業所が介護の質を上げるために目標を設定し、その過程や結果を報告する会となります。普段の食事や、お手洗いの介助、入浴の介助など工夫を凝らして向上した結果や、介護ロボットを活用した内容など、研究発表は多岐にわたりました。
今井苑では、分科会のなかの「人材育成」に関して、研究内容を応募し、二つの研究テーマが選ばれ、発表致しました。
ひとつ目は「研修制度の見直しと改善に向けた取り組み」です
青芳会では3つの施設があり、外部の研修に参加した職員が年度末に集まり、合同研修発表会を開催しております。主旨としては「発言する場の提供」「学びの場の提供」「活かす場の提供」とし、自分の得た知識を発表する、聞き手はそれを学ぶ、そして、その知識を職場内でどう生かすかを自分なりに考え実行するといった好循環を生み出せる活動となっている取り組みとして発表致しました。研修委員会が中心となり、馬場生活相談員、西村介護支援専門員が発表致しました。
ふたつ目は「疑問符の常用による言葉で縛らないケア」です
今井苑では身体拘束や虐待防止に対する委員会を設置し、毎月、実例はないか、身体拘束や虐待の芽はないかを検討しております。その中で、危険な場面や、複数の方に用件を頼まれた際に「ちょっと待って」と言ったワードが出てしまう、この事も言葉による拘束に繋がるのではないかといった拘束の芽としてとらえ、「ちょっと待って」ではなく「どうしましたか?」と疑問符にて相手を押さえつけない声かけに取り組んだ研究の発表となります。身体拘束防止委員会が中心となり、大島マネジャーが発表を致しました。
当日は青芳会の職員も多く参加し、福祉の現状や分科会での研究内容など多くの学びを得ることが出来ました。また、今井苑での研究テーマを発表し、来苑された皆様にお伝え出来たことを誇らしく感じます。この研修で得た知識を糧として、ご利用者に生かし、次の研究テーマが生まれ、発表できるよう努めてまいります。