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つながれ ひろがれ ちいきの輪 in「あしたばカフェ」

20日、「つながれ ひろがれ ちいきの輪」にて紹介されておりました、江戸川区の社会福祉法人東京栄和会 なぎさ和楽苑さんにおじゃま致しました。なぎさ和楽苑さんでは2か月に1回、若年性認知症の方とそのご家族を中心としたカフェを開催されており、主にご家族間のコミュニティー作りや専門機関との相談窓口の役割として活動しているとのことです。

「若年性認知症」とは65歳未満に認知症が発症することで、早ければ20代でも発症するとあります。私見ですが、若年性認知症と診断を受けた方は、徐々に外に出ることが少なくなり、ご家族も物忘れ症状を隠す為、外部との接点が縮まってしまうのではないかと思います。また、私達、高齢者施設は40歳から保険対象となりますが、40代で高齢者支援の事業所とは結び付きにくいのが現状だと思います。

今回、参加させていただいた「あしたばカフェ」は若年性認知症の家族を持つ方が主催となり活動されており、当事者、ご家族だからこそ相談しあえる、共感することができるのだと思いました。また、高齢者施設にて開催されていることにより、今後の進行具合による必要なサービスなどの相談ができる点もご家族の漠然とした不安の解消にも繋がっていくのかと感じました。

カフェでは体操をしたり歌を歌ったり、焼き芋を食べたりと終始笑顔の絶えない一日でした。なぎさ和楽苑の皆様、有難うございました。