近年、介護業界や一般企業でも少子高齢化の影響にて人材の確保が課題となっております。介護の世界では「人員を補う」「介護の質を担保する」ことを目的として次世代介護機器(介護ロボット)の普及が推進されております。
今井苑では、現在、ベッドの下にセンサーが埋め込まれているマットレスを敷いて、眠っている方の呼吸や心拍、睡眠状況がモニターで確認できる機器を導入しております。昨年度、次の次世代介護機器導入に向けて試験的に複数の介護機器をレンタルし、実用するにはどのような機器が適しているかを試してみました。介護職員に、介護ロボットという未知のものを、絶対に必要だと感じるようになるためにはどのようなアプローチで導入していくかを研究し「アクティブ福祉in東京」へ申し込みをしたところ、口演発表ができることになりました。
当日は、同業の方や一般の方、介護福祉士を目指す学生など、50名近くが会場に入り、発表を熱心に聞いていいただけたと思います。結果は参加賞でしたが、次世代介護機器の導入を検討されている施設の一助になればと思いますし、私達、今井苑も次世代介護機器の先端を行けるよう、今後も努めてまいります。
今回は、アクティブ福祉に参加したご報告と、介護の世界でもテーマに沿った研究を行い、発表会が行われていることをお伝えできればと思い投稿いたしました。来年は6月に開催されますので、皆様も興味がございましたら是非、足をお運びください。
今井苑 介護支援専門員 石岡康宏