青梅市の今井地区では毎年、地域の避難場所へ集合し、防災訓練を行っております。今井苑でも職員が参加致しました。
体験訓練では、初期消火訓練、救助訓練、段ボールベッド組み立て訓練を実施致しました。
初期消火
消火器を使用し、火点の的に放水する訓練でした。ここで大事なことは「声」です。火災が発生したら「火事です！」と大きな声で
周りに知らせてから初期消火を行います。初期消火で大切なのは火事に気が付いていない方の、逃げ遅れを防止する事と、火を消すのではなく
消防隊が来るまで被害を少なくする意識で行う事を学びました。
救助訓練
取っ手の付いたビニール担架にて要救助者を運ぶ訓練を行いました。担架にて運ぶ理由は、要救助者が倒れている場所が道路など危険な場所で
あったときに安全な場所に移動して救命活動を行うためです。両端に棒をさして運ぶ担架より簡単に使用できる事とビニール担架に包まれるよう
に運ばれるため、安心感もありました。
段ボールベッド組み立て訓練
段ボールを組み立て、ベッドになるものです。横になってみると、身体をバランスよく支え安定感がありました。避難所の衛生面や冬の底冷え
などを考えると、とても必要なものだと感じました。
近年はコロナ禍で久しく訓練は中止していましたが、定期的な訓練と備えが改めて大事であると感じる一日になりました。自治会役員の皆様、
消防団の皆さま、改めて有難うございました。
