7月2日(日)東京臨海広域防災センターにて、「大規模災害時の施設の防災」をテーマとした催しに参加してまいりました。
神戸、淡路の震災、東日本の震災など、いつ大きな災害が起きるか分からず、想像もできないのが現状です。
今回、東京都羽村市の特別養護老人ホームさんが中心となり、大規模災害が起きたら施設では何ができるかのといった事を体験できるシミュレーションゲーム方式
のHUG、KIZUKIを体験してまいりました。
HUGとは、災害時、施設が避難者の受け入れ先としてどのような機能を果たせるか、避難者やライフラインのトラブルなど、順次、カード形式で発生し対応していくゲーム。
KIZUKIとは、夜間帯に災害が起きた時に、夜勤者だけで一晩乗り切れるか、こちらもカード形式でトラブルが発生し、2グループが対戦形式で対応していきます。
文章で説明するのは難しいですが、災害時に起こりえるトラブルをグループで話し合い解決していくゲームとなっていました。
実際に行ってみると、すべてのトラブルには対応できず、優先順位を決めて、無理なものはあきらめていく必要がありました。また、状況は刻々と変化し、時間との戦いでもあると感じました。日頃から、災害をイメージした準備、訓練が必要である事を学びました。 介護支援専門員 石岡