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令和3年度排泄委員会活動報告

排泄とは人間が生きてゆくうえで避けて通れない行為であり、自立できない方にとっては身体的にも精神的にも負担のかかる行為です。排泄介助をする私たちは、個人の尊厳を重視しプライバシーに配慮しながら援助を行っています。
排泄委員はご入居者の皆さまが安心して健康に、不快な思いをしないよう日頃からケアの工夫や物品の検討、介助方法の話し合いなどを実施し改善につなげていく委員会です。
令和3年度の活動として、排泄委員会が主体となりご入居者の身体的な負担軽減のための苑内研修を実施致しました。11月に「陰部洗浄について」、12月に「皮膚について」を実施。資料や実体験をもとに講習をし、意見交換を行いました。これによって排泄ケアの向上、技術・知識の向上につながればと思っています。
その他、排泄用品メーカーにも会議に参加いただき おむつや尿取りパットそれぞれの製品の特徴や使用法、使用数量について学び、それぞれについての検討を行いました。また、非常時や感染症対策時における排泄ケアの見直しを行いました。
以上を令和4年度にも引き継ぎ、ご入居者の快適な生活を支えられるよう力を合わせてがんばってまいります。
排泄委員会委員長 中澤
生活相談員    内藤