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寒い冬にはほっと一息

 車を運転しながらふと歩道をみると厚手のコートを来ている学生や、マフラーや手袋をして寒そうに歩いている方々を見かけました。12月に入ってから寒さが一層厳しくなり、冬の始まりを感じています。
 冬といえば思い浮かべるのはやはり焚火。焚火といえば焼き芋です。先日青根苑では、毎年恒例となっている焼き芋と甘酒をご入居者の皆様と一緒に楽しみました。焼き芋にする芋は、甘くて濃厚な安納芋を取り寄せました。焚火の中から焼きあがったお芋を手にすると、外はこんがり焦げて、ふたつに割ると中からアツアツの白い湯気とともに甘い濃厚なお芋の香りがふわっと漂ってきました。
 つい笑顔になってしまうくらい幸せな気持ちになりました。ふとご入居者様をみるとやはり皆様笑顔で満足そうに召し上がっていました。「甘くて柔らかくて美味しい」「外は寒いけどやっぱり焚火はいいね」「外で焼き芋なんて贅沢ね」など絶賛されていました。また、頬にしみる冷たい風を感じながら熱い甘酒でほっと一息。隠し味にしょうがを入れて心も身体も芯まで温まり、季節を感じられるひと時を過ごせました。
 まだまだ寒い日が続くと思います。ご入居者の皆様、ご家族の皆様とともに職員一同、体調を崩さず心がほっこりするような日々を過ごしながら、この冬を乗り切っていきたいと思います。
介護支援専門員 水越江美