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2021 Music Festival

10月10日、音楽祭を開催しました。今回は外で野外フェスのようなイメージで開催することとなっていました。しかし、残念なことに小雨が降っている状況で準備ができず屋内での開催となってしまいました。朝から担当者で会場づくり、機材をセッティングし14時の開演前までにリハーサルも行うことができました。
歌、ダンス、手話、楽器の演奏など様々な歌や音を奏でていました。新型コロナウイルスの発症により、会議や準備、練習がなかなか思うように進まない中でもしっかり仕上げられており、皆それぞれ高いクオリティだったと思います。
特にEPA(経済連携協定)や技能実習生として当苑で働いているインドネシアから来日した職員による「日本語の歌」は、単身で来日し不安もある中で学んだ日本語を駆使し、インドネシア語を織り交ぜ懸命に歌い踊る姿に感動しました。
ご入居者の方々にも出演していただき、詩吟、ハーモニカ演奏、カラオケを披露してくださいました。詩吟は、私自身は初めて拝見させていただきましたが、日本の伝統のひとつであり心に沁みました。ハーモニカはご入居者お二人で演奏され、職員のピアノとギターの伴奏に合わせてピッタリと息が合っていたと思います。
佳境になると複数のご入居者は涙を流され喜ばれている姿やたくさんの笑顔が見受けられました。翌日出勤すると、多くのご入居者の方々から「昨日は良かったよ。」「楽しかったよ。」「来年は私にも歌わせて。」等たくさんの温かいお言葉を頂戴し、準備段階から様々な苦労もありましたが本当に開催して良かったと思いました。
コロナ禍以前にご参加いただいたご家族様方からも参加したいというご意向を伺っておりますので、来年こそはご参加いただける世の中になっていてほしいと思います。
 
リハビリ課 大瀬